インフルエンザ・肺炎による死亡者急増(東京地区)?

 2020年3月30日付、東京新聞(夕刊)によると、厚生労働省の推計では、「インフルエンザの患者数が昨シーズンに比べて激減して」おり、3月22日までの累計患者数は前年同期の1,164万人より4割少ない727万人となり、ここ8年間で最少となった。「今後も流行が続く可能性があることを示す『注意報』は全保健所管内で解除され、ほぼ収束したと判断されている。

 ところが、国立感染症研究所が3月31日に発表した「インフルエンザ関連死亡迅速把握システムによる2019/20シーズン21大都市インフルエンザ・肺炎死亡報告」の中に示された、第9週(2月23日〜2月29日)における「東京のインフルエンザ死亡数」は予測値(閾値)を上回り急に激増している。

https://www.cyzo.com/2020/04/post_236119_entry.html

 

 

 CDCが発表している、アメリカにおける2019/20シーズンのインフルエンザ統計(第12週;3月21日まで)では「CDC estimates that so far this season there have been at least 39 million flu illnesses, 400,000 hospitalizations and 24,000 deaths from flu.」(3,900万人以上が感染し、40万人が入院、2万4000人が死亡した)と推定されているが、その中に、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)患者も含まれている可能性があると指摘されている。

 日本では、新型コロナウイルス感染検査をほとんど全く実施していない以上、COVID-19死亡者の一部はインフルエンザの統計データとして処理するほかないということだろう。第10週以降も急激に増加し続けることになるだろう。もちろん、インフルエンザ/肺炎死亡者のカテゴリーだけではなく、心疾患、糖尿病、老衰による死亡者のカテゴリーにおいても同様の現象が起きているだろう。


PCR検査で救える命が失われている―すでに医療崩壊は起きている

 3月31日朝、羽鳥慎一モーニングショーのコメンテーター青木理氏が感染症専門家に「PCR検査を増やさなければならないのでは?」と尋ねたところ、「素人の考えだ」と一蹴されたと打ち明けた。23日、同番組に出演した、新型コロナウイルス感染症の政府専門家会議メンバーの釜萢敏は、それまでの政府対応を追認し、検査数の少なさについても現状のままで問題ないと悠長な物言いに終始した。ところが、昨日になって「日本でもいつOver-shootが起きてもおかしくない。緊急事態宣言を出すタイミングに来ている。」とわずか一週間で豹変するに至った。

 ネットには相変わらず、「PCR検査数を増やすことには意味がない」という主張があふれている。たとえば、DIAMOND ONLINEは「日本のコロナ感染者数が『少なすぎる』と疑念を持たれる本当の理由」という鈴木貴博なる人物の記事などを掲載し、厚労省のPCR抑制策キャンペーンに対して援護射撃をしている。(おそらく厚労省から委託されているのだろう。)この記事によれば、イタリアなどと比べ、日本のコロナ死亡者数が桁違いに少ないことを論拠に、感染者数も桁違いに少ないはずだと結論付けている。鈴木は小学生に戻って「集合」を勉強した直した方がいい。コロナ感染による死亡者はPCR検査で陽性と判明した感染者の中からしか出てこない。PCR検査がなされないまま死亡した人々は、ふつうの肺炎、老衰、心臓疾患、高血圧、糖尿病などが死因として処理されているに過ぎない。2月以降、とくに未検査高齢者の死亡者が急増しているはずだ。なにもしていないに等しい日本はイタリア以上の感染爆発に陥ること必定だ。実際、ほとんど検査をさせないようにしているため、風邪症状の患者が重篤化していくと同時に診察した医療関係者にも感染させるリスクが極めて高くなっている。たとえば、故志村けんさんのケースでは、3月17日に倦怠感を覚え、20日に主治医の診察を受けたあと、転院、重度の肺炎と診断され、PCR検査を受け、23日に陽性判明、30日に死亡された。20日の時点で感染が判明していれば、有望な抗ウイルス薬などの投与など最新の処置を受けられただろうし、複数の医療従事者に対する感染リスクも低減できた。

 要するに、検査件数を絞ることで、すでに医療崩壊が起きているのだ。医療崩壊といえば、日本では、医療の供給側(医師など医療従事者数、ベッド数、人工呼吸器、人工心肺装置『ECMO』など機器数、防護服・N95)のみに焦点を当てているが、需要側である患者に早期に適切な医療が施されていないという点ですでに問題が顕在化しているのだ。

 対照的に、日本を除く他国は検査件数を大幅に増やしている。ドイツでは週50万件から一日当たり20万件にまで増やしている。早い段階で感染者を把握することによって、軽症者を隔離し、蔓延スピードを緩和化すると同時に、抗ウイルス薬などを投与して重篤化を防いでいる。その結果、致死率は1%を切っている。

 アメリカもここにきて、検査件数を大幅に引き上げている。「The FDA has approved emergency use of a new coronavirus test that delivers positive results in 5 minutes and negative results in 13」という記事では、FDAがアボット・ラボラトリーズの新しい検査キット「ID NOW COVID-19 test」を即座に承認したことを紹介している。5分以内に陽性が判明し、陰性でも13分で結果が出るという。アメリカの感染症の権威、ファウチ(Dr. Anthony Fauci)は、「lifting lockdowns is 'a matter of weeks' and depends on the availability of 15-minute coronavirus testing」(このキットが使えるようになれば、数週間のうちにロックダウンを解除できるだろう)と述べた。なぜなら、「The tests could be available as early as April 1.」(4月1日にも使用可能)だからだ。その背後には、もちろん、一刻も早くロックダウンを解除して、経済活動を再開したいというトランプ大統領の思惑があるが、彼我のスピードの差に驚くほかない。

 日本の自称「玄人」の感染症「専門家」と他国の真の専門家との違いがここにある。311発災のとき、日本の防災「専門家」に従順だった国民は命を落とした。福島第一原発がメルトダウンを起こしたときも、日本の原子力・放射線「専門家」はメルトダウンを否定し続け、SPEEDIによるプルームの動きも公表せず、徒に飯館村の村民などを被曝させ続けた。対照的に、アメリカ政府は東北地方在住のアメリカ人に対して速やかにヨウ素剤を配り、神奈川の米軍基地から脱出させた。

 第二次世界大戦で原爆被爆者となった広島・長崎の人々はまったく治療されることなく、放射線による健康被害のモルモット=被験者として実験観察対象とされただけだった。しかもそのデータはABCCの厳重なコントロール下に置かれ、日本人にフィードバックされることはなかった。今回のCOVID-19も同じ轍を踏んでいる。ブルッキングス研究所がオーストラリア国立大学に委託したシミュレーションのでは、日本におけるコロナ死亡者は20万人から60万人の間と見積もられている。もちろん、統計データの改ざん・捏造・偽造・隠蔽が得意な厚労省のことだ。コロナ感染死を少なく見せようと画策するだろうが、2020年末の日本人人口が百万人以上減少することだけは確かなことだ。


Coronavirus must be unraveling the entire world!

五輪延期が決まり、検査件数が増え、真の姿が目に見えるようになってきました。東京で感染爆発が起きる可能性が現実のものとなってきました。嗅覚、味覚異常の若い世代も陽性の可能性があります。感染者数はまもなく何十万、何百万単位に膨れ上がるでしょう。

社会が解け、崩れ、壊れていく・・・もはやアポカリプスに向かって加速していくしかないのでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=azraTBbgQsA


PCR検査を拡大実施せよ

 3月19日、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身副座長が現状報告を行った。日本において現状は「持ちこたえてはいるが、いつ臨界点を超えてもおかしくない状況=『Over-shoot』が醸成されている。『Over-shoot』となれば、地域を『Lock-down』する必要が出てくる。」という寸評だった。各地で勃発しているクラスターから濃厚接触者を追跡しつつ、諸外国のデータを分析・活用して実態を推測しているようだ。ただし、「大都市圏で経路不明の感染者が出現しているが、現実が把握できていないため、いつ爆発的感染拡大が起きてもおかしくない。」と保険をかけている。

 おかしな話だ。よく調べもせず、木だけ見て、森の話をしている。フィッシャー流の頻度主義を信奉しようが、ベイズ統計主義者であれ、より多くのサンプル・データを収集しなければ、科学的な分析はできないはずだ。だからこそ、一方で「持ちこたえている」としながら、いつ「Over-shoot」するか、わからないという正反対の判断を併記することにしたのだろう。明日にも感染爆発が起きてもおかしくないという緊張に包まれた記者会見だった。

 テレビやマスメディアに登場する「感染症専門家」は異口同音にPCR検査は控えるべきと大合唱している。軽症者を含め、潜在的感染者に対して検査を実施すると検査機関がパンクし、数多くの感染者が病院に殺到して医療崩壊が起きるからだと。しかし、日本の現状は、肺炎が疑われる事例でも、PCR検査を受けられず、医療機関をたらい回しにされた挙句、重篤化するケースが数多く発生していると思われる。死亡したとしても、ふつうの肺炎、老衰、持病の悪化が死因とされている可能性が高い。つまり、新型コロナウイルス感染症による死亡者は統計数値に正確に反映されていないと考えられる。

 そもそも積極的にPCR検査を行うべきだと主張する専門家は何も軽症者すべてを検査せよとは要求していない。臨床的に従来とは異なる肺炎が疑われるケースのみ、診断を下した医師を通じてPCR検査すべきだと主張しているのだが、そうした声はマスメディアから排除されている。政府による情報統制の強さが窺い知れる。テドロスWHO事務局長が「テスト、テスト、テスト!」と叫んだとき、「any suspected case」(少しでも疑われる場合)には検査が必要だという趣旨だったが、東邦大の小林寅戮箸いΑ崟賁膕函廚蓮崕兎銅圓里澆鮓〆困垢襪箸いζ本の方針と矛盾しない」と述べた。英語の解釈力に難があるとしか思えない。

 日本では、なぜ、PCR検査のハードルを引き上げているのか?2つの理由が考えられる。ひとつは、開催国として多数の感染者が出るとなれば、東京五輪開催に支障が出るからだった。しかし、これは延期の公算が高くなった。だが、今回、日本が検査数を意図的に少なくして感染者数偽装をしていることが海外に知れ渡ってしまっている。となれば、1年延期になっても、五輪開催は難しくなったといえるだろう。世界では、ずる賢い日本人、中国人など東アジア人に対するヘイトの燻りが大きくなっている。白人至上主義者たちが、新型コロナウイルスを武器に、東洋人を標的に攻撃しようとしているとアメリカ政府が注意を喚起している。

 もうひとつは、おそらく、トランプ大統領の指示もあっただろうが、少しずつ感染者を増加させ、国民の7割に至るまで感染爆発を防ぎきれば集団免疫(Herd Immunity)を確立できる。つまり、国民の7割が抗体(Igg)を獲得できれば、ふつうのインフルエンザなみに扱える感染症となるため、あえて検査をせず、一部の重篤者とその周辺(クラスター)だけを検査して公表しようという方針を採用したということだ。 この方針は当初、米英が採用したが、最近方向転換を余儀なくされている。なぜなら、重篤者となる感染者が増えてきたからだ。日本のように報道管制が敷かれ、新型コロナウイルス未検査者の中から次から次へと死亡者が出てきても病院から火葬場へ直送され証拠隠滅されるケースが、欧米では闇に葬られることなく表に出てしまう。集団免疫獲得を狙ったイタリアでは、風邪だと思って病院に行った人々を無防備で診た医者・看護師たちがCOVID-19患者となり、外来や入院患者たちも次々に感染させてしまった。決してPCR検査増が医療崩壊を招いたのではない。つまり、病院がクラスター感染を引き起こすエピセンターとなってしまった結果、収拾がつかなくなってしまったのだ。しかも、2015年の国連調査によれば、イタリアは日本に次ぐ高齢化社会、60歳以上の人口が29%、日本の33%に次いで多い。イタリアのCOVID-19の死亡者の9割が70歳以上である。しかも、喫煙者には重篤となるケースが多い。

 要するに、日本で集団免疫獲得を狙うと、喫煙高齢者に多数の重篤者・死亡者が出てしまうことを甘受することになる。日本政府が年金や健康保険財政を考慮してPCR検査を抑制し続けることは、津久井やまゆり園の入所者19人を刺殺した植松聖死刑囚が主張する優生思想と同じ系譜に立っていると非難されてもおかしくない。

 下表に示すように他国と比べ、日本の検査数は群を抜いて低い。どれほどの隠れ陽性が無意識のうちに他人を感染させているか。急に死語となった「スーパー・スプレッダー」が大幅に実効再生産数を引き上げているかもしれない。それにもかかわらず、日本ではPCR検査を抑制しようとする動きが支配的だ。過日公開された孫正義とヤフー間のやり取りがそれを象徴している。先ず、孫が簡易検査キット100万個を提供するとアナウンスした。すると、検査拡大=医療崩壊というワンパターンの抗議がヤフーのコメント欄に溢れた。2時間後、孫は検査キット提供に代えてマスク100万個を寄贈すると発表した。孫が自社のヤフーを使って検査拡大を求める声を抑え込むために仕込んだ猿芝居だろう。ちなみに、ビル・ゲイツも検査キット寄贈のアナウンスをしている。

 感度{=真陽性/(真陽性+偽陰性)}や特異度{=真陰性/(真陰性+偽陽性)}などの検査の正確性の話は、PCR検査を積極的に実施しない理由にはならない。30%〜70%という数字が引用されるが、検査回数を増やすことで明らかになってくる。もし、それほど頼りにならない指標であれば、なぜ世界で通用しているのか?Cluster、Over-shoot、Lockdownなどやたら英語を使いながら、日本国内だけにしか通用しない論理を振りかざす専門家会議。「専門家」たちは海外の専門家たちから学んできたのではないか?日本国民の多くはこうした似非「専門家」に騙される情報弱者といっていい。国民よ、もっと知性を磨けと言わざるを得ない。

 

 韓国のように、PCR検査を医療機関外で行い、陽性患者をあぶりだすだけでも、意義がある。アメリカでもドライブスルー検査を取り入れた。軽症者には自宅隔離を要請するだけでも、医療崩壊は防げる。しかも、軽症者に対するナファモスタット、カモスタットなど急性膵炎などの治療薬剤の有効性も明らかにされている。すでに30年以上にわたって処方されてきており、安全性については十分な臨床データが蓄積されている。速やかに臨床治験を行うべきだ。(WHOやビル・ゲイツから横やりが入れられないか、心配だが)

 

2020年3月20日 総検査数 感染者数 死亡者数 100万人当たり検査数 100万人当たり感染者数
韓国  317,000 8,652 94 6,148 169
イタリア 207,000 41,035 3,407 3,499 679
イラン 80,000 18,407 1,284 957 219
オーストラリア 113,000 709 6 4,473 28
カナダ 113,000 736 9 3,389 22
ドイツ 167,000 10,999 20 2,023 168
英国 65,000 3,277 144 960 48
フランス 37,000 10,877 372 559 168
アメリカ 104,000 10,442 150 313 43
日本 15,000 950 33 118 8
https://ourworldindata.org/covid-testing
https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/situation-reports/20200320-sitrep-60-covid-19.pdf?sfvrsn=d2bb4f1f_2

レモンハイに浮かれる若者たち

https://www.youtube.com/watch?v=xOEGYqquov4

 

https://www.youtube.com/watch?v=zqI1HRWuqmg

 

 5年前、妻はホスピスのベッドに横たわっていた。無力な自分を責める以外何ができるというのか。モルヒネの量を増やすことしかできなかった。そして、ミタゾラム。苦しんで死んでいく愛おしい存在をただ見守るだけ。悲しいというほか何があるのか。地平線の果てまで悲しい。絶望とは無機質なものだとわかった。論理やAIではわからない。大切なものが失われるという瀬戸際。もう自分も生きていてもしようがない・・・。今もリンボの世界にいる。

 

 妻はレモンが好きだった。グレープフルーツも好きだった。私は自分の怠慢を責めている。なぜ、ちゃんとチェックしなかったのか。そのことを思うと身がよじれるほどつらい。

 39日、テレ朝ワイドスクランブルを見ていた。特集でレモンハイを取り上げ、サントリー・スピリッツ大阪工場が紹介されていた。社員の吉弘晃氏を「レモン博士」と持ち上げ、大量のレモンの皮が窯に投入されている動画が映し出された。レモンがニュージーランドとヨーロッパから輸入されたかのような画像を映していたが、輸入レモンの9割以上はアメリカとチリからだから、フェイクニュースに等しい。そして、輸入レモンにはポストハーヴェイスト・アプリケーションとして、毒性の強いイマザリル(IMZ)、チアベンダゾール(TBZ)、フルジオキソニル、アゾキシストロピン、ピリメタニル、オルトエルフェノールナトリウム(OPP-Na)が塗布されている。

https://soupdiary.com/import-lemon/

 すなわち、柑橘類を日本に輸入する際、船で長時間かけて運ぶため、輸送途上でカビが生えやすくなる。このため、カビの発生を防ぐという理由で防かび剤が塗布されている。もちろん、カビ毒(マイコトキシン: mycotoxin)はアフラトキシンなどヒトや動物の肝臓、腎臓、胃腸等に障害を与え食中毒等を引き起こすなど、強い発ガン性を示すものがあるが、それ以上に、防カビ剤には甚大な健康被害が生じる毒性がある。

 1975年当時、日米間には深刻な貿易問題があり、日本の繊維輸出に見合うアメリカからの輸入品目が取りざたされていた。そこで浮上したのが、レモンなど米国産柑橘類だ。検疫の過程で、アメリカからごり押しされたレモンなどから検出されたのが、防かび剤オルトフェニルフェノール(OPP)だ。当時、日本ではOPPは毒性の強さから農薬としても認められておらず、厚生省は一部を廃棄処分にしたが、米国から強く要求され、農水省の管轄下の農薬ではなく、厚生省管轄下の食品添加物として認可するという離れ業で輸入されたという経緯があった。

 つまり、収穫後(ポスト・ハーヴェスト)の使用目的が防かび剤は食品の保存の目的という解釈で、農薬としても毒性が強い物質が食品添加物として認可されてしまったということだ。日本国民の健康など度外視した決定だった。つまり、ポスト・ハーヴェストは「収穫後」というで、消費に近い段階で毒物が塗布されてしまったため、消費段階でも毒性が強く残ることとなってしまった。これはトウモロコシや小麦など穀物についても同じだ。収穫後、除草剤ラウンドアップを大量に塗布することによって、早く枯らすことができ収穫作業が効率化できる。だが、消費者には害毒が強く残留してしまう。その結果、アメリカでも若者に大腸がんが増えている。Colon and rectal cancers rise among younger adultsx/ Study Finds Sharp Rise in Colon Cancer and Rectal Cancer Rates Among Young Adults

 そもそも日本では、レモンに塗布され防カビ剤は野放し。無知なサラリーマンなどは楽しそうにレモンハイを飲んでいる。それがトランプから恫喝された貿易不均衡の解消策だと知る知性もない。テレ朝のスティルス・マーケティングに翻弄されるおバカなヤングアダルトたち。5年後の現実は、私もあなたも大腸がん、切っても切っても浮かばれまシェーン。


COVID-19という津波の襲来で方舟に乗れない老人たち

 昨年10月、ビル&ミランダ・ゲイツ財団(BMGF)の協賛の下、ジョンズ・ホプキンズ大学が開いた感染症対策ワークショップでは新型コロナ・ウイルスによる感染症アウトブレイクによって、1年以内に65百万人が死亡することになると予測した。

The Event 201 pandemic tabletop exercise hosted by The Johns Hopkins Center for Health Security in partnership with the World Economic Forum and the Bill and Melinda Gates Foundation on October 18, 2019, in Baltimore, Md. Their simulation predicted that it could kill 65 million people within the year.

 マイクロソフトの創始者ビル・ゲイツがチャリタブル・ファンドBMGFを立ち上げ、"Transforming education to strengthen health systems in an interdependent world."に注力し始めて約10年。マラリア治療、エイズ対策、ワクチン開発に巨額を投じる一方で、 新型ウイルスによる感染症のアウトブレイクに対する緊急対策の必要性を強く訴えてきた。

 今回、彼の予言が見事に的中し、新型コロナ・ウイルスによる感染症がパンデミックの段階に入りつつある。その分水嶺はウイルスのアフリカ大陸上陸だと警告した刹那、エジプトで最初の感染者が報告された。その後、チュニジア、モロッコ、アルジェリア、ナイジェリアと汚染地域はゲイツの言葉を裏付けるように日に日に拡大し続けている。ゲイツの警告通り、WHOから百年に一度のパンデミック宣言が出される時が刻一刻と近づいている。

 飢餓と不衛生が蔓延る、パレスチナやアフリカで新型ウイルスが蔓延するとdeath tollは数千万人に達することになるかもしれない。地球がCOVID-19のカクテルと化すと変異を起こし一段と強毒化したウイルスがブーメランのように先進国へ再侵入することになるかもしれない。

 ゲイツは先進国はカネを出しあい、一刻も早く無限ループを阻止しなければならないと主張する。

 BMGFは、コロナ・ウイルスの遺伝子情報(RNA)をイギリスのピアブライト・インスティテュート(Pirbright Institute)を通じて特許登録している。弱毒化(nsp-10, nsp-14, nsp-15 or nsp-16を変異させたもの)したコロナ・ウイルスも開発済みで登録済だ。COVID-19対応のmRNAワクチンもModerna社に開発させ、治験薬(mRNA-1273)として臨床試験(第義蝓砲魍始しようとしている。

 新型コロナ・ウイルスがウイルス表面のスパイク状タンパク質をヒトの血管内皮細胞上のアンジオテンシン変換酵素IIACE2)受容体に結合させ、エンヴィロープと細胞膜とを融合させてヒトの細胞内に侵入し、自身のRNAを逆転写後、宿主細胞の核のDNAに入り込み、ウイルス自身の増殖に必要なタンパク質をつくらせるというメカニズムの中で、事前にスパイクをターゲットにするmRNAを体内に注入しておけば、ヒトの免疫機構が異物認識して抗体を準備しておくはずだというのだろう。いずれにせよ、降圧剤ARBがターゲットとするACE2受容体とCOVID-19による重篤化とは関係があるのかもしれないが、ヒトの免疫機構はジェンナーの種痘時代に考えられていたメカニズムよりも遥かに複雑だということがわかってきている。マクロファージ、CD4+MHC機Ν供⊆状細胞、T細胞、B細胞と複雑に絡まる。胸腺の働きも関係する。単純な因果関係の想定の下のワクチン開発は許されない。HPVワクチンの二の舞となるだろう。

 リオ五輪直前のジカ熱では、BMGFはブラジル政府にカネを出させ、GMモスキートを野に放ったが、事態を悪化させただけだった。「当初の主張では、遺伝子組み換えされた蚊の子孫は死んでしまうため、その遺伝子は野生の蚊と混ざらない」とされていたが、交雑を起こし、複数の系統や人為的な遺伝子組み換えを受け継いだ新しい蚊のグループが出現し、今や従来の蚊よりも強い抵抗力を持つ可能性があると考えられている。その結果、小頭症の赤ちゃんだけではなく、サイズはふつうでも脳内に異常がみられる赤ちゃんも増えている。ゲイツらが責任をとる様子はない。

 

 BMGFは安倍内閣に国家非常事態宣言法を成立させ、日本国民全員に強制的にワクチン接種させることを目論んでいると推測される。近いうちに日本国民が大規模人体実験の被験者とされることになるだろう。もちろん、ワクチン単価は高額に設定される。BMGFの投資回収プランに抜かりはない。それと同時に、BMGFは世界の危機をアジり、WHOを通じて日本政府などに資金を供出させ、人命救助を名目に中東・アフリカ諸国へのワクチンの無償提供をさせるつもりだろう。潤うのはバイオ・ヴェンチャーとメガ・ファーマとそれを背後で操るBMGFだ。しかも、チャリタブル・ファンドのステイタスを維持する限り、課税されない。

 日本など先進諸国では高齢者を中心に多くの死者が出るだろうが、年金、健康保険財政は一息つく。社会保障費を浪費するだけの「非生産的」な持病のある老人は、安倍政権やゲイツにとって単なる邪魔ものに過ぎないからだ。少なくともBMGFが利用するAIのアルゴリズムはそのように設計されているはずだ。日本国民の血税は、トランプやBMGFへ貢がれ、最終的にヨルダン川西岸のインフラ開発に使われることになるだろう。

 テレ朝ワイドスクランブルに村中璃子こと中村理子が出演していた。ゲイツが推進しているHPV(子宮頸がん)ワクチンのadvocatorの一人である。徒にPCR検査件数を増やすよりも重篤患者に医療リソースを配分すべきと安倍政権の検査抑制策を支持していた。症状が軽いうちに検査をしてCOVID-19陽性であればすぐに隔離するなど蔓延を事前阻止した方がいいのではないかという意見には全く耳を貸さなかった。インフルエンザでは24時間以内に服用すべしとされているタミフルについては、「別に24時間経過したあとでもOKだ」と断定し、タミフル服用が推奨されているのは日本だけで、欧米ではインフルエンザは3日間安静にすれば治る病気とされていると喝破したのには笑ってしまった。名誉棄損で敗訴した中村理子が珍しく「本当のこと」を述べたからだ。たしかに日本以外ほとんどの国ではタミフルは使われていない。それどころか世界では副作用が懸念される薬として忌避されている。なぜ、高額なタミフルが日本で認可され流通しているのだろうか?

 現在、COVID-19の治療薬として浮上しているHIV(エイズ)治療薬レミデシビルはタミフル(ロシュにライセンス生産)のパテントを所有しているギリアド・サイエンシズ社が開発した創薬なのだが、そのギリアドこそG.W.ブッシュ政権の国防長官だったドナルド・ラムズフェルドがオウナーの会社なのだ。タミフルという薬は、ブッシュやラムズフェルドに恫喝された日本政府が盲目的に認可し、日本人を被験動物として実験させられている「動物薬」といっていい。

 COVID-19パンデミックはさながら津波となって世界を洗い流すことになるだろう。ノアの箱舟に乗ることを許されない持病がある老人たちは溺れ死ぬしかない。BMGFが掲げる目標のひとつDepopulationはこうして達成されるというわけだ。


渋野日向子さん、選手生命の危機

 渋野日向子選手について、先のブログで心配したことが現実となったようだ。岡山に戻り、地元の病院で診てもらったのではないか、そして暫く入院するのではないかと思っていたが、なんと29日からはじまるニトリ・レディースに出場する予定だという。

 第一報は歯痛だった。そんなことでは済まないだろうと思っていたら、案の定、急性副鼻腔炎だと報じられている。全英から帰国して、咳がつづき、熱も引かない。その状態で炎天下の試合に出場し続けた。その結果、肺炎球菌が自然免疫と獲得免疫のバリアーを突破して、副鼻腔で炎症を起こしたのだろう。しかし、炎症はその部位だけにとどまらないだろう。NEC軽井沢で解熱剤を服用して強行出場したとすれば、目や脳に波及し て、視力障害や髄膜炎、脳膿瘍など引き起こし、重篤化する可能性すら十分にある。マクロライド系の抗生剤を点滴されているようだが、1〜2日で治るような代物ではない。周囲に感染を拡大させる危険性もある。

 報道では、トーナメントに強行出場するつもりらしいが、最悪のケースでは敗血症の可能性すら考えられる。後遺症による選手生命どころか、生命の危険すら否定できない。本人、家族はもちろん、世界のゴルフファンが悲しむことになるだろう。


渋野日向子選手の行く末を危ぶむ

 渋野日向子選手が全英女子オープンゴルフでシンデレラ・ストーリー優勝を決めた瞬間、現地の実況で、女性の解説者が日本でどんなフィーバーが起きるか、想像できると述べた。それはちょうど、紀平梨花選手がフィギュアスケートNHK杯で3Aを決めたとき、欧米のメディアの解説者が吐露した懸念と同じだ。日本で、一躍有名人になるということがどういうことか。彼らは日本人よりも正確に理解している。四六時中、メディアにつきまとわれ、露出を強要させられ、疲弊させられ、調子を落とさせられる。

 「ファンが心待ちにしているから」、「お世話になった方々へ恩返しを」、「夢見る子供たちへ希望を与えるため」、・・・などと周囲から圧力をかけ、まるで出場が義務かのように錯覚させる。一種のマインドコントロールだ。まさしく贔屓の引き倒しとなるだろう。

 渋野選手が帰国して、すぐに北海道で明治製菓主催のゴルフトーナメントに出場すると報道されたとき、背後でフジサンケイグループとLPGAが動いていると感じた。新千歳空港に着くなり、フジテレビのグッディーからかぶせものをかぶらせ、彼女が好きなエグザイルのメンバーに会わせてあげるからと出演交渉がはじまったのには驚いた。彼女自身、「(海外試合後の対処の仕方をシミュレートするため、経験のため」出場を決めたと述べたが、声に力がなく、体調は明らかに悪そうだった。実際、発熱(38C)があったと報道されている。肺炎の徴候さえも見えた。それでも炎天下、3日間プレーし続け、13位でフィニッシュしたのは立派だったが、本来欠場すべきだった。

 ところが、体調が回復しないまま、引き続き、軽井沢でNECトーナメントにも出場した。これも放映権はフジが握っていた。渋野選手を同局のめざましテレビやジャンクスポーツへ頻繁に登場させた。アスリートとしてではなく、芸人=玩具扱いに等しい。フジとはそういうゲスの極みテレビ局だということを知るべきだ。フジを除く周囲の大人たちには20歳の女性の健康を第一優先にするべきという良識はなかったのだろうか。

 ネットでも、「お疲れ様」といいながら、疲弊しきっていた彼女の状態を憂慮するコメントは驚くほど少ない。それどころか、「渋野選手の笑顔を期待したのに、イギリスで魅せてくれた笑顔が少なく、がっかりした」という心ないコメントもあった。

 渋野選手にはいい教訓になったのではないだろうか。メディアが「ファンのため」、「これも経験になるから」と誘うとき、それを鵜呑みにしてはいけない。バラエティー番組出演や水着を含む写真集出版などのオファーが絶え間なくくるだろう。個人・家族情報はダダ洩れ状態となっている。プライヴァシーもなくなり、ストーカーや盗撮におびえる日々となるだろう。プロゴルファーとしての本分はあくまでゴルフであって、バラエティーなどメディア露出を優先すべきではない。すべてのファンに気に入られる必要はまったくない。イチローや田中将大を見習うべきだろう。

 

 軽井沢では、スウィング軌道が狂っていた。とくに16番ホールでは、ティーグランドでの立ち位置が3日間とも右方向を向き、無理にドローを打とうとしていた。彼女のスウィングを見て、ダスティン・ジョンソン(DJ)に似ていると思った人は多いはずだ。ネットでも同様の指摘がなされている。だが、その分析は的外れなものばかりだ。DJと渋野選手はダブル・ジョインド・アームでテイクバックをとったとき、左手首が折れる点が共通している。左小指でタイトにグリップしたあと、そのまま低重心で振り下ろすとき、クラブフェイスがスクウエアにボールに当たることだけを意識しているように見える。池田勇太選手のように、インパクトの瞬間、ボールをとらえる面が毎度バラバラで安定しないスウィングが日本では一般的だが、彼女のスウィングは安定して一定の飛距離を生み出せると思う。これは、メディシンボール投げ・受けで鍛えた腹筋と背筋があればこそといえるだろう。DJもフィジカルトレーニングの中で、同様のレジメンを取り入れている。だが、軽井沢ではテイクバックでの捻転がずれていた。蓄積された疲労のためだろう。

 

 彼女にとって、全英オープン優勝後の緊張感は半端なものではなかっただろう。はじめての海外、はじめてのしきたり、飛び交う英語。その中で、終始笑顔でプレーして、最終ホールでスライスラインを読み切ってバーディをとった。強心臓などと頓珍漢なコメントをする輩もいるが、彼女はただ無欲で精いっぱいのゴルフをしただけだろう。賞金額も把握していなかった。対するサラスはメキシコからの移民の子で、父親と一緒に下部ツアーを回った苦労人だ。ホテル代を節約するため、車中泊も多かったという。USCを経て、これまでトーナメントで勝ったのは1回だけ、2位どまりが数多かったという30歳。メジャー優勝の栄誉と賞金がのどから手が出るほど欲しかったはずだ。その長年の夢が過度の緊張につながり、最終ホール18番のスライスラインを読み切れなかったのだろう。渋野選手がバーディを決めた刹那、パッティングのプラクティス・レンジで涙を流したという。

 

 渋野選手の優勝スピーチは座親匠さん(宮里藍さんの夫さん)が用意した英文だっただろうか。全世界の人々に好意的に受け止められただろう。中身のない型どおりの挨拶だとか、日本人の発音だと揶揄する人もいるが、そうは思わない。批判する人は、フランス人やイタリア人の英語を聞いたことがないのだろう。世の中には、インド人、ヴィエトナム人など、聞き取りづらい英語の発音も多い。彼女の発音は子供でも聞き取れるものだった。

 彼女が言いよどんだ「fabulous condition」では、日本人にも馴染みがある「amazing」や「fantastic」の方が、カタカナにしたとき読みやすかったのではないかと一瞬思ったが、Cinderella Storyというfairy taleのコンテクストではやはりfabulous(ファビュラス)がfirst choiceになるべきと一人合点した。

 

 優勝後のインタビューの場面でも、座親匠さんの通訳に異論を唱える人の声がネットに上がっているが、賛同しがたい。たとえば、「たらたらしてんじゃねーよ」は、たしかにa sort of sweetsではないが、(savory) snackにしたところで、英国人にはわからないだろう。菓子名も "Don't be lying lazy, you bastard"、と直訳してしまうとCinderella storyが毀損してしまうだろう。間違いなく諧謔よりも誤解される可能性大である。彼女が頻繁に「もぐもぐ」しなければならなかったのは、空腹もあっただろうが、他のプレーヤーのプレーが遅すぎ、長く待ちぼうけを食らったからだ。そこで、「たらたら」を「もぐもぐ」することで、フラストレーションを解消する効果もあっただろう。それを英語で説明するにはあの場は相応しくなかった。

 

 欧米のゴルフファン、とくにアメリカ人は彼女を見たがっている。もはや、Irresistibleといっていい。その証拠に、全英女子オープン最終日のNBCの視聴率は、東部時間で昼食を挟んだ時間帯であったにもかかわらず、2014年にミシェル・ウィーがUSオープンで優勝したとき以来、最高だったという。(..despite the midday slot on the east coast -11:30 am to 2 pm ET- The 1.67 million average audience was the highest rated LPGA telecast since the 2014 U.S. Women’s Open won by Michelle Wie at Pinehurst.

  "We play golf in front of spectators and many viewers on TV, and I want them to enjoy watching golf." という渋野選手の言葉は欧米人の心にストレートに届いた。なぜなら、Relaxed, smiling, laughing, interacting with crowd and caddy...then, when her turn she was ready and fired away quickly. Most amazing thing I’ve seen in a LONG time!!というように、ギャラリーやキャディーと笑顔でコミュニケーションしながら、自分の順番になるとすぐに的確なショットを打つという文字通り態度で示したからだ。こんなことは久しく経験したことがないと観ている者たちをうならせた。そして、渋野選手が吹き込んだリフレッシュさは、ファンに翌日の仕事を頑張ろうという気にもさせてくれたのだ。Monday motivation brought to you by Hinako Shibuno..

 もちろん、この優勝だけで彼女の実力を即断できない。しかし、これだけはいえる。彼女は他のプレーヤーと異なり、観衆を惹きつける魅力をもっている。世界中で彼女のファンができた。そして、彼女のプレーを見れば、楽しい時間を過ごせると思えるのだ。(It is way too early to gauge her true golfing potential, but it is safe to say she is different and capable of drawing an audience. People will want to watch her play all over the world and they know they will get something back.

 渋野日向子さんは世界の宝となった。メディアは取材を控えるべきだ。間違ってもフジに出演してはいけない。さもなくば、a flash in the panに終わってしまうだろう。彼女を破壊してはならない。


京アニ惨劇はペルシア湾に通じている

 京都アニメーションに火が放たれ、70名近くの方々が死傷されている。「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん」など、アニメに詳しくない方々でも知っている、良質のアニメ作品を手掛けてきた会社だ。

ネットには、日本国内だけでなく海外から、たくさんのお悔みの言葉が寄せられている。京アニを救うため、ファンドレイジングも始まったという。それでなくとも、アニメ関連のYouTube動画には、外国語のコメントが溢れている。

京アニの作品ではないが、ネットでは、「四月は君の嘘」(君嘘)=“Shigatsu Wa Kimi No Uso”=“Your Lie in April”というアニメの評価がとくに高い。少年マガジンに連載された青春漫画が原作だが、アニメ化され、全世界で話題となっている。一部スポイラーとなってしまうが、2人の主人公(宮園かをりと有馬公生)のうち、一人(宮園かをり)が難病で早逝するという型どおりの悲劇の筋立てにもかかわらず、言語や文化の違いを超えて、人々の魂を震えさせる。なぜか。プロット、作画、動き、音楽、パースペクティヴ、随所に散りばめられたメタファーが完璧に融合しあい、総合アートとして、万人の心を直撃するからだ。とくに、最期の場面に流れるショパンのバラードNo.1Gマイナー作品23を、二人?が共演する場面、遺された手紙、有馬公生の“Spring will be here soon. Spring, the season I met you, is coming.  A spring without you...is coming.”という呟きが激しく心を搔き乱す。クリエーターたちの究極まで磨かかれたセンスが、その極北において普遍性に到達している。しかも、視聴者のコメントには、洋の東西を問わず、「前向きに考えられるようになった」など、ポジティヴなものがほとんどだ。

 宮崎駿監督のファンタジー作品は世界的に有名だが、故高畑勲監督によってアニメ化された「火垂るの墓」(野坂昭如著)=Grave of the Firefliesも、海外で評価が高い。

 ディズニーと異なり、日本のアニメは圧倒的な「死」をテーマにしている。主人公はヒーローでもヒロインでもない。私であり、あなたでもある。私たちの「生」は一瞬であり、皆、「死」に戻っていく。大自然、否、宇宙の営為の中で、DNAに導かれ、一瞬だけ原子たちが集まり、生命体として紡がれ、昨日から今日、明日へと「時」を駆け抜けていく。同時に、それは編み込まれた原子たちが次第に解けていく過程にほかならない。だからこそ、その一瞬の輝きを大切にしようとクリエーターたちは訴える。アニメの登場人物たちに国籍は必要ない。IYouの中にも、HeにもSheにもいる。だからこそ、共感できる。人を思いやることができる。有馬公生と一緒に、かをりに向って、”Don’t go. Don’t leave me behind!”と泣き叫ぶ自分がいる。

 ところが、暴力がすべてを打ち壊してしまう。今は、暴力が蔓延している時代である。香港では、反政府因子を本国政府へ引き渡す法律をめぐって混乱が起きている。30年前、天安門広場で多数の反政府活動家を戦車が踏みつぶした。本国政府から目をつけられた香港の人々は暴力的に検挙された挙句、北京へ移送されてしまうだろう。そうなると、命の保証はない。

 日本ではどうか?沖縄で、辺野古移設に反対する地元住民を「土人」呼ばわりし、力づくで埋め立てを強行している。地元の民意を完全に無視し、アメリカに阿るだけの現政権の暴力行為を放置しているだけの日本国民。イージスアショアも秋田と山口に強権的に設置を決めた。地元の反対などカネと暴力でどうとでもなるからだ。ただし、北朝鮮の核攻撃から守られる目標地点は日本ではない。秋田の延長線上にあるハワイと山口の延長線上にあるグアムだ。

 アメリカでは、トランプが民主党の女性議員たちをあたかもアメリカ国民ではないかのように、”Go home!”と罵倒した。白豪主義を前面に押し出し、有色人種=下等とレッテルを貼り、出身国へ強制送還も辞さないという態度である。彼にとって、移民は合法であれ、不法であれ、合衆国国民として相応しくないと思っているのだ。移民の子なのだから、ご主人様である白人の命令に素直に従いなさい、文句があるのなら、三等国の祖国へ帰りなさいと。第二次世界大戦中、日系人は強制収容所に収監された。戦後、マッカーシズムが吹き荒れ、共産主義者と疑われた者たちをパージした。暴力が横行し、殺人、自殺者が多数出た。

 トランプの支持者は、福音派と呼ばれる白人のキリスト教徒たちだとされる。本来、合衆国憲法修正第一条には思想・信仰の自由が謳われている。しかし、就任式で、大統領は聖書に手を置いて宣誓する。連邦議会もチャプレンの祈りから始まる。事実上、キリスト教=国教を前提にしている。

 アメリカこそ神に与えられた土地であり、福音派アメリカ人こそ神に選ばれた民であるという確信は、レーガン政権以降、アメリカ至上主義につながり、共和党の党是に等しいといっても過言ではない。この地下水脈が、ブッシュを経てトランプで一挙に奔流となって出てきた。自らを神に選ばれし者と最上位に置く考え方は、ユダヤ人の選民思想と通底する。ティーパーティ、ネオコン、リバタリアンをドライヴしてきた集団は在米シオニストたちをコアにして福音派と合体した集団だといっていい。国連決議に反し、トランプがアメリカ大使館をエルサレムに移転し、イスラエルが不法占拠しているゴラン高原をトランプ高原に名称変更して喝采を上げたように、今や、アメリカとイスラエルは一蓮托生である。つまり、アメリカ=イスラエルに背く者たちはすべて「悪」であり、殲滅すべき対象とされている。アメリカ国民であっても、有色人種、イスラム教徒の移民はいつでも逮捕され、グアンタナモ収容所へ移送されてもおかしくない状況なのだ。

 トランプは、オスロ合意から一方的に離脱し、イランをテロ国家呼ばわりし、イギリスとともにペルシア湾で挑発を繰り返している。自衛隊がホルムズ海峡へ派遣されるのは時間の問題である。

 なぜ、シリアで内戦が長引いているのか、なぜ、イランがターゲットとされているのか、なぜ、カルロス・ゴーンが逮捕拘禁されているのか、日本人として最低限理解しておかなければならないことがある。

 共通項はイスラエルである。シリアもイランもゴーンもイスラエルの敵だからこそ、トランプがサウジ、イギリス、日本を使って、叩き潰そうとしているのだ。イギリスが駆り出される理由は、ロスチャイルド家との関係からだ。古くは、俗に三枚舌外交と揶揄される、フサイン・マクマホン、サイクス・ピコ協定、バルフォア宣言で中東・パレスチナへ深く関与してきた。ディズレーリ首相のようにユダヤ系が中東外交に関与してきた。アメリカと同様、イスラエルの意向を無視できない。湾岸・イラク戦争で米英が率先してイラクを攻撃した理由もここにある。

 カルロス・ゴーンは祖国レバノンの政治を安定化しようと画策した。レバノンという国では、国民が、マロン派キリスト教、シーア派、スンニ派、など18の宗派に分かれているが、建国以来、内戦が絶えない。そこで、マロン派のゴーン一家のように国外へディアスポラするレバノン人も少なくないという。なぜ、内戦が絶えないか?元来、オスマン帝国からフランス領(委任統治)となった経緯が絡み、イランとシリアを支持するシーア派(過激派ヒズボラを含む)とサウジを支持するスンナ派(親イスラエル、親アメリカ)が敵対しているからだ。ゴーンは祖国レバノンの窮状を救おうと政治的に動き過ぎた。そこで、トランプが日本政府に有価証券報告書虚偽記載という形式犯で緊急逮捕させ、無理やり特別背任へと罪を格上げさせたのだ。そもそも、有価証券報告書作成については、西川社長がその内容を保証するレターを添付しているはずだ。内部統制報告書もあわせて監査法人が監査している。ゴーンだけを逮捕する合理的理由はない。ゴーンの反イスラエル、反サウジの行動がやり玉に挙げられたといっていい。

 ペルシア湾は、一触即発の状態にある。アメリカ・イスラエルは、かつてシリアやイラクの原発を空爆した。イランの原発やウラン濃縮施設を物理的に破壊するための口実を探している。湾岸戦争のとき、駐クウェートのアメリカ大使の娘に国連で虚偽答弁させ、イラクへの攻撃を正当化し、イラク戦争では、サダム・フセインが大量破壊兵器を隠し持っているはずだといいがかりをつけ、イラクという国とフセインを葬った。古くは、アメリカ軍は、ベトナム戦争の起点となったトンキン湾で北ベトナム軍を挑発して開戦した。ペルシア湾航行中のタンカーに対する攻撃がイラン革命防衛隊の仕業だとクレームをつけたトランプの言葉に信ぴょう性はまったくない。イエメンのフーシー派? 冗談でしょ。

 日本の海上自衛隊がイラン攻撃のお先棒を担がされることになるだろう。最悪のシナリオでは、イスラエルによる核攻撃もありうる。自衛隊員が第五福竜丸の乗組員の二の舞とならないとも限らない。

 イラン・イスラーム革命からちょうど40年。ムスリムが多数を占める中東諸国の中で、唯一イスラーム革命に成功したイランはロシア、中国、トルコと連携し、賢く振舞おうとするだろうが、リクードが牛耳るイスラエルの強硬路線は怯むところを知らない。トランプはアイゼンハワー大統領にはなれそうもない。

 皆さんは「中東の春」のその後をご存じだろうか?チュニジアもエジプトも独裁政権に逆戻り、シリアは破壊されつくされ、イラクも国情は安定していない。パレスチナ人は悲惨な状態に置かれ、難民受け入れ国も少なくなっている。リビアやイラクの石油資源は欧米メジャーに乗っ取られた。ハリバートンのチェイニーや、ギリアドサイエンシズ(インフルエンザ治療薬タミフル)のラムズフェルドらネオコンが大儲けしている。日本人が稼いだ金はネオコンの手に渡り2度と戻ってはこない。日本人は中国人や韓国人と敵対させられ、アジア同士自縄自縛へ追い込まれることになる。防カビ剤を塗布されたレモンを大量に輸入させられ、発がんケミカルが混入したレモン・ハイで乾杯している日本人たちのなんと多いことよ。メガ・ファーマが手ぐすね引いて待っている。さあ、早期発見のためガン検診を、「新規ガン患者さまのお越こし―」と。


未来に届かなかった子供たち

あなたの子供はあなたの子供ではありません

大いなる生命が望んだ男の子・女の子なのです

あなたを通して生まれ出たようにみえても

あなたが誕生させたのではありません

あなたの傍らにいても

あなたの「モノ」ではありません

 

あなたは愛を与えることはできます

でも あなたの考えを与えることはできません

それぞれ 考えはちがうのです

からだを育むことはできます

でも こころを強いることはできません

子供の魂 それは大人のあなたが夢にも訪れることのできない

未来の館に住んでいるのです

子供のように素直になろうとするのはいいことです

でも 子供を自分の思うままにしようとしないでください

生きるということは 後ろ向きに歩くことではありません

昨日に向かうことではありません

あなたが弓だとすれば 子供は放たれた命ある矢です

この弓を射る人−「神」は無限の軌跡の彼方にある標的に向かって

力いっぱい あなたという弓を撓ませ 速く遠くへ行ってくれと希うのです

その放とうとなさる手で撓む 弓−あなた自身 喜びに溢れていますか

射ようとするとき 「神」は飛んでいく矢を慈しむだけではありません

しっかりと撓む弓も愛しているのですから

 

レバノンの詩人、ハリール・ジブラーンの「こどもについて」から(小林薫氏の訳を参考にしました)

悲しい。


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