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福島放射能汚染が招く日本民族消滅の危機

 2011年3月11日から8年。東北地方太平洋岸を襲った地震と津波だけでも未曽有の被害をもたらした。しかし、今に至るも鎮まることのない福島第一原発のメルトダウンによる放射性物質の漏出・拡散こそ、日本という国を根こそぎ「死に至らしめる」病の直接的な原因となっている。

 がん死亡率は他の先進国が軒並み低下しているのに対して、唯一、日本だけが増加の一途をたどり、がんの生涯罹患率は二人に一人から、三人に二人へと高まりつつある。メディアに登場する「専門家」は高齢化を主因に挙げるが、福島原発の影響を過小評価しようとするバイアスがかかっている。美味しんぼで福島を取材中の「東西新聞」記者の山岡士郎の鼻血を描写させた雁屋哲氏が批判された。(「私は福島の住民だが、鼻血は出なかった」だから「鼻血なんてウソだ」、「風評被害を煽るな」などとデタラメな論理にメディアも従った。)

 去る2月12日、白血病であることを公表した競泳の池江璃花子選手は18歳だ。造血幹細胞など細胞分裂頻度は若い人ほど多い。セシウム137、ストロンチウム90など放射能の影響は否定できないだろう。日本テレビ系列テレビ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』でTOKIOのメンバーに浪江町で農業のノウハウを指導していた三瓶明雄さんは2014年6月6日、84歳で急逝された。死因は高齢者には珍しい急性骨髄性白血病とのことだったが、全国紙でこれを報じた新聞は皆無だった。日テレの親会社である読売新聞も死因に触れていなかった。

 昨年11月、膀胱がんであることを公表した小倉智昭氏(71歳)。今年2月5日に自身が膀胱がんであることをブログで公表した東大病院の「がん専門医」中川恵一氏(58歳)は、これまで福島原発事故による低線量被ばくではがんは増えないと力説してきた。

しかし、2016年4月、独立行政法人労働者健康安全機構の傘下となった日本バイオアッセイ研究センター所長の福島昭治氏はチェルノブイリで現地調査を行い、膀胱がんの前がん症状として増殖性の「チェルノブイリ膀胱炎」が広範に引き起こされていることを確認している。尿中から検出されるセシウム137濃度が高いほど炎症を引き起こし、がんへと進む蓋然性が高い。セシウムから放出されるγ線が細胞内でp38MAPキナーゼやNF-κBp50や p65を継続して活性化して炎症を加速させるためではないかと考えられるからだ。

 長崎大学と福島県立医科大学の副学長を兼務する、山下俊一氏は福島県放射線健康リスク管理アドバイザーも務めているが、福島第一原発による低線量被ばくには懐疑的だったが、他方で医療被曝にはセンシティヴで、PET/CTによる10-100mSvの曝露で発がんに至る、「日本は医療被曝天国だ」と警告しているのだ。福島県立医大生に対して、低線量被ばくの実態を観察できる好機だと本音も吐露している。広島・長崎の原爆被災者をモルモットにしてABCCが731部隊所属の医師を通じて被ばくデータを収集し、軍事戦略に役立てさせたと同様、チェルノブイリ事故では立ち入り禁止とされるほど高い線量が観測されている福島で、早々に帰宅困難地域指定を解除し、住民に帰還を促しているのは、単に予算の都合だけではないと考えられる。

発災から8年。今、問題となってきているのは、内部被ばく、すなわち、体内に取り込んだ放射性物質による生体内細胞の損傷である。すなわち、いわゆるホットパーティクル状の放射性物質が呼吸、食事、接触などを通じて人体に入り込み、排出されずそのまま体内に蓄積され、近隣の細胞に放射線を浴びせ続ける結果、一定のタイムラグを置いてさまざまな症状が出てくると考えられている。たとえば、レントゲン検査の際、造影剤として使用されるトロトラストという物質が肝臓や骨髄に滞留し、プルトニウム239と同様、α線を放出し続け、肝がんや白血病の原因となった医療被曝の事例が知られている。

 福島第一原発事故では、3つの原子炉がメルトダウンを起こし、3号機から共有配管を通じて水素が送り込まれた4号機では水素爆発が引き起こされ、ウラン換算で広島原爆20個分の放射能が漏出したと見込まれている。ただし、原爆はその瞬間だけの話だが、原発事故による放射性物質の放出は間断なく続いていく。現在でもメルトダウン後のデブリからも漏出されているからだ。α線、β線、γ線ばかりではない。中性子も放出され、さまざまな放射性物質を再生産しているのだ。

 このうち、X線やγ線は電磁波(光)というカテゴリイに入る。ところが、可視光線と異なり、波長が短く、振動数が高(多)い(エネルギーが大きい)。皮膚がんを引き起こす紫外線(ピリミジン塩基シトシンの2量化)よりはるかに波長が短い。歯科医院では、弱いX線を照射する際にも鉛の防護服で体を守る。それよりもはるかに強力な放射線が体内でまったく無防備な組織細胞を照射しつづけているのだ。α線はヘリウム原子核、β線は電子である。どちらかをも質量をもつが、量子の世界では、電子も波のように、粒子のようにふるまう。人体を構成する原子・分子に激しく衝突する。原子同士は電子を介して結合している。この結合がコンプトン散乱を通じてドミノ式に加速度的に破壊されていく。その際、どう猛な酸素も解き放たれ、フリーラジカルとなり、DNAを切断・再結合・転座などを引き起こす。α線で破壊されたp53はそうしたDNA損傷をもはや修復できなくなる。

 放射線核種によって蓄積する臓器が異なる。ヨウ素131は甲状腺に蓄積されるが、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム239・241は腎臓、膀胱、骨髄など滞留し、放射線を放出しつづけている。その結果、早期老化、甲状腺を含むがん、白血病、神経障害、精神疾患、心臓・循環器疾患を招いているだけではなく、乳児死亡率の高まり、新生児に催奇性・遺伝障害を引き起こしている。

 ロシア科学アカデミー神経生理学研究所のZhavoronkova氏は、チェルノブイリ事故による電離放射線が血管を傷つけ、脳血流を減らすことにより脳組織に器質的な損傷をもたらすと主張している。(高齢)運転者が高速道路を逆走したり、店舗や登下校中の小中学生の列へ突っ込んだりする事故があまりに多い。放射能に汚染された震災がれきは全国に運ばれ、各地の焼却炉で処理された。原発事故と安易に関連付けるつもりはないが、マイクロ波帯の電磁波が稠密に飛び交う中、正弦波が干渉を起こし、脳の血流を阻害している可能性もある。電子レンジはマイクロウェーブを使い、水(H2O)の分子を回転させ、発熱させる。人間の体は7割以上水分で組成されている。影響がないとはいいきれないだろう。認知症との関連も否定できない。

 核戦争防止国際医師会議ドイツ支部が著した「チェルノブイリ原発事故がもたらした これだけの人体被害 科学的データは何を示している」(合同出版社 2012年3月30日)によれば、WHOとIAEAが公表するデータは信頼できないと主張する。2005年9月開催された国連チェルノブイリフォーラムで発表されたWHO報告書の数字が、根拠資料・研究論文とまったく整合的ではないからだという。それどころか、2011年、「国連科学委員会」は「チェルノブイリ原発事故によって大部分の住民には深刻な健康リスクは生じていない。ただし、放射性ヨウ素に曝露された子供たち、チェルノブイリ原発事故の処理にあたった現場作業員(リクビダートルLiquidator)83万人はその埒外」とする声明を発表した。

 日本においても、政府・東電・メディアは数々の御用学者を登用し、WHO、IAEA、ICRPの見解を金科玉条として、事故の影響を矮小化しつづけてきた。それかあらんか、福島県産農水産物を「食べて応援」することを推奨してきた。本ブログでは、8年前、100万人以上の死を予見したが、実態はそれをはるかに超えるだろう。厚労省はすでに試算しているだろうが、日本人の平均寿命は急速に縮まり、人口は大幅に減少するだろう。

 安倍晋三が移民を増やす理由もここにある。だが、日本の地震・津波・火山爆発・台風など自然災害を考慮した厳格な建築基準法などを岩盤規制=非関税障壁として弱体化させたアメリカ・イスラエル資本がインド・バングラデシュ・中東から大量の移民・難民を流入させ、水道事業など公共事業を独占するともに、築地カジノパークをオープンさせることになるだろう。東京五輪を奇貨として、道路標識など英語表記となった。裁判も疑似陪審員制度となった。まさしく日本人のカネで外国人のためのインフラを整備してあげている。かなり昔、本ブログでも指摘しておいたが、日本のGDPは虚構である。複式簿記を採用していない以上、膨らませた数字の中身は誤差脱漏という蜃気楼に過ぎない。ただし、借金=国債の金額だけはたしかだ。消費税は引き上げなければならないのだ。日本民族は消滅していく運命にある。


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  • 2019.03.09 Saturday
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