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  • 2017.10.28 Saturday
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エイリアン「村中璃子」のキモチワルさ

 先のブログで、WEDGEの「村中璃子」の記事を取り上げた。あらためてネットで検索すると、この人物は実在しているらしく、オフィシャル・ブログがあった。http://www.rikomuranaka.com/
 プロフィールに掲載された一橋大学広報誌「People」を読んでみると、村中璃子というのはペンネームだという。一橋を卒業後、北大医学部に進んで医師資格を取得しWHOで感染症のアウトブレイクやパンデミック対策部署で働いたらしい。その後、エボラ出血熱と国防の問題を扱った記事 が読売新聞「回顧論壇2014」で政治学者の遠藤乾氏の選んだ論考三選に選ばれたという紹介があった。
 このペンネームで検索すると、子宮頸がんワクチン関連の記事が数本出てきた。いずれもWEDGE INFINITYというドメインに収納されている。
 
「あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか」20151020
「子宮頸がんワクチン薬害説にサイエンスはあるか」20151021
「子宮頸がんワクチンのせいだと苦しむ少女たちをどう救うのか」20151023
「子宮頸がんワクチンと遺伝子 池田班のミスリード 利用される日本の科学報道」20160324
「子宮頸がんワクチン「脳障害」に根拠なし 誤報の震源は医学部長 利用される日本の科学報道」20160329
「子宮頸がんワクチン論争 はっきり示された専門家の総意 小児科学会が投じた決着への一石」20160517http://wedge.ismedia.jp/articles/-/6807?page=1
 
 子宮頸がんワクチン勧奨再開に向けて執拗に追いかけているようだ。医師として活動しているのだろうか。
 「村中璃子」の主張は頭からお尻まで一点だけ。子宮頸がんワクチンを理由とする身体の不具合はすべて心因性か、ワクチン接種とは無関係。体調不調とワクチン接種を結びつける動きはすべて非科学的だと断じている。本人は(医者の資格を持つ)ジャーナリストと自称しているが、ワクチンの副反応に苦しむ人々に対する情緒的ともいえる執拗な人格攻撃は凄まじく、とてもではないが、客観的な科学報道とはかけ離れている。
 
 たとえば、「子宮頸がんワクチン論争 はっきり示された専門家の総意」という記事は、514日、札幌で行われていた日本小児科学会学術集会のシンポジウム「日本におけるヒトパピローマウイルスワクチンの現状と課題」を取り上げたもののようだが、シンポジストとして壇上に上がった横田俊平氏は、日本小児科学会の前会長であったが、「子宮頸がんワクチン関連神経免疫異常症候群(HANS(ハンス)=HPV Vaccine Associated Neuropathic Syndrome)」を提唱するグループの代表としての活動を、「子宮頸がんワクチン後に不調を訴えている少女たちを一人で診ていた」と「一人」を強調し、「4月からは、診ていた患者も引き連れて、霞が関アーバンクリニックに籍を移した」とまるで、羊飼いが羊を引き連れて移動したかのような表現を採っている。ここには先輩医師に対する尊敬の念は微塵も感じられず、ましてや、副作用に苦しむ少女たちとその家族に対する配慮は一切ない。これでよくぞ「医師」と標榜できるものだと感心する。
 横田氏のプレゼンのスライド・タイトル「HANS患者との出会い」にも「やや情緒的に過ぎるタイトル」と刺々しく、「自らが臨床医であることを強調する横田氏らしい」と上から目線も甚だしい。横田氏が臨床医として、被害少女たちのけいれん、知的退行症状を「心の問題じゃないです」と主張したことに対して、この「村中璃子」は「症状とワクチンとの因果関係を印象付ける話し方にはさらに磨きがかかっていた」と揶揄している。(読んでいて気分が悪くなる)そして、5人のシンポジストのうち、いわゆる小児科医は横田氏だけということを引き合いに、「横田氏だけがホームで、他のシンポジストはアウェイとなるコミュニティでのシンポジウムということになる」と作為的な伏線を打ち、横田氏が予定された15分の持ち時間を大幅に超過する25分間もプレゼンし、HANSの深刻さを訴えたにもかかわらず、「会場に詰めかけた同僚の小児科医たちを納得させることはできなかったようだ」と主観的評価を下している。
 小児学会のシンポジウムであるにもかかわらず、横田氏のプレゼンの後、痛みを専門とする麻酔科医、住谷昌彦氏(東大)、感染症疫学を専門とする日本在住の外国人研究者、シャロン・ハンリー氏(北大)、産婦人科医、川名敬氏(東大)、保健行政の専門家、岡部信彦氏とプレゼンが続くが、この4人全員が横田氏とは意見を異にする立場を鮮明にしたという。すなわち、副反応と騒いでいる症状は、ワクチンとは無関係の「心因性」のもので、外国(スコットランド)でも副反応はたくさん出てはいるが早晩減少していく(ウェーバー効果)から気にする必要はない、とにかく、子宮頸がんワクチン接種は必要という方向にもっていこうとする立場で一致していたという。
 要するに、横田氏は仕組まれたのである。四面楚歌で集中攻撃を受けたわけだ。その横田氏を、この「村中璃子」は「不機嫌な表情を浮かべ」と侮蔑的に形容し、横田氏が「『ちょっと不公平かなと思った。でも、僕は証明したつもりで帰る』とコメントしてフロアの笑いを誘った」と嘲笑した。ハンリー氏が「(横田氏が主張するような)非科学的な情報が流れたときに専門家の小児科医の先生方がきちんと否定しないと……」と横田氏=非科学的と決めつける発言をしたのに対して、横田氏が「声を荒らげてさえぎり、会場が騒然とする場面もあった」と横田氏をなぶりものにしている。このあと、子宮頸がん接種再開を支持するか、「会場に挙手を求めたところ、・・・9割くらいがワクチン接種再開を支持しているようだ」と述べ、これをもって、「HANSという概念と、その蔓延に対する、アカデミアの確固たる意志を感じ取ることができた瞬間だった」と一方的に断じ、さらには、「シンポジウム終了後、かつてはこの学会の長であった横田氏に声をかける人は23人で、(横田氏は)『他のシンポジストは患者を診ていない!』と怒りながら立ち去ったそうだ」と横田氏をピエロ扱いしている。そして、最後に、「もう一人の座長である」岡田賢司氏 (福岡歯科大学総合医学講座小児科学分野)が「ワクチンの安全性を確認し、専門的見地から子宮頸がんワクチンの積極的な接種を推奨する」という「予防接種推進専門協議会」の共同声明を紹介しシンポジウムを締めくくったとされている。
 この驚くほどの悪意に満ちた記事の最後に「村中璃子」は「前会長を学会に呼び出し、フロアの挙手をもって現在の学会参加者の総意を示す――何でもないことのように思われるかもしれないが、徒弟制の根強い医学界でこれを行うのは並大抵の決意ではない。小児科学会に続き、アカデミアには、今後も具体的なアクションを続けていくことが求められている」という欺瞞に満ちた言葉で総括している。
 さて、このようなバイアスがかかった記事に対して、憤っているのは長尾和宏医師だけではない。吉岡誠一郎医師も「キモチワルイ」と率直な印象を吐露している。
「このシンポジウム、反対派を一人だけ呼びつけて、他のシンポジスト全員が推進派。会場もほとんどが推進派。そしてブチ切れた反対派の先生をみんなでコソコソとディスって笑いものにしてる。司会者も会場の接種再開賛成者を挙手させて9割以上ですね〜とか言ってる。キモチワルイ。小児科医嫌いになりそうです。これを企画した先生は子どもの頃イジメっ子だったに違いない。」
http://yoshi830.hatenablog.com/entry/2016/05/17/%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%A7%91%E5%8C%BB%E3%81%AE9%E5%89%B2%E3%82%92%E5%8D%A0%E3%82%81%E3%82%8B%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%B4%BE
 みなさんにも是非「村中璃子」の記事を読んで欲しい。よくぞ、人生の先輩をこれほどこきおろし、読み手にも、これほどの嫌悪感を生じさせる文章を書けるものだと感心する。実際、ネットの誹謗中傷文でも、これほどのキモチワルさを経験したことがない。得たいの知れないエイリアンの文章としか考えられない。
 なお、HANSはシンドローム(症候群)であり、病名ではないということだろう。ギラン・バレーと同じだ。先ずはそこに患者群が存在するから、仮称を与えて取り扱いましょうと言っているに過ぎないと思う。それにしても、このような悪意に満ちた、下品な駄文で子宮頸がんワクチン接種再開を図れると許可したものだ。仲間内はともかく多くの人の反発を招き、延いては、MSD(メルク)やGSK(グラクソ・スミスクライン)の評判を落とすことにもつながること必定である。
 

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  • 2017.10.28 Saturday
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  • 13:20
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コメント
村中璃子氏、この方は製薬企業と懇意なのでは?
幼稚な言い分なので、あまりこの方の意見は聞きませんが....
クララ病って言ってましたよね、被害者少女のことを。

そんな幼稚な言い訳が通る、信じると思ってるんですからねw

「あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか」、そうですよ、子宮頚がんワクチンが原因で難病になっています。

ワクチンを売って日銭にを稼いでる医師や製薬企業の営業社員には
受け入れ難い事実でしょうが、ワクチンビジネスに携わっていない者からすると、簡単に受け入れられる事実です、
「子宮頚がんワクチンが原因で難病になった」。
被害者が本当に気の毒。

  • あーてぃー
  • 2017/08/06 11:22 AM
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